指上げ足、指上げ歩きが問題です。

 

↓子どもの指上げ足の例

以前もお話させて頂いた通り、最近の子どもたちの足の異常は深刻な状況になりつつあります。
中でも、子どもたちに多い異常は指上げ足です。
しかも、治りにくい子どもたちが増えています。

 

指上げ足とは、足指が突っ張ったような形で上方を向いたり、足指を横方向から見ると足指とその付け根が弓状になっていて、足指が地面に接地しない状態がはっきりと分かる状態です。

 

指あげ足、指上げ歩きの原因としてはサイズの合っていない靴を履き、歩行やスポーツの際、足指を上げて靴の内側を引っ掛け、これに頼るような形で重心の移動やバランスを保とうとする癖をつけてしまったからです。
この指上げ足は無意識の内に行なっていて、しかも外反母趾のようにはっきりとわかるように親指は曲がっていない場合が多く、気に止める人は多くありません。
指上げ足の子どもたちの多くは、*スポーツ障害を発生させます。

 

*スポーツ障害とは、スポーツによって繰り返される過度の負担が積み重なり、慢性的に痛みを感じる状態。疲労骨折、野球肘、テニス肘等が有名です。

 

足の開放をしましょう

 

靴を履いている時間が長くなってきた現代人は、足指が弱ったり退化したりしないように足指を鍛え予防しなければ、足と靴の問題は解決できません。
これは子どもたちに限った話ではありません。
例えどんなに優れた靴が発明されたとしても、靴は足を鍛えてくれません。
足指が圧迫されたり締め付けられたりしている時間の長い人は、まず家でゆったりと素足になり、足を開放して、足の裏に色々な刺激を与えることから始めて下さい。

 

成長期の子どもたちのための靴選びのポイント

 

成長期の子どもたちの足はすぐに大きくなってしまうので注意が必要です。

すぐに靴が小さくなってしまうからとブカブカな靴を買い与えたり、逆に窮屈になった靴をそのまま履かせたりしていませんか?

 

成長期の子どもたちのための靴選びのポイントをまとめてみました。

 

【1】成長過程においては特に、適切な時期に適切な靴選びをすること。
成長の激しい時期においては半年に一度くらいのペースで買い替えることが必要です。

 

【2】靴のサイズは大き過ぎてはいけません。
靴の中で足が滑るとその滑った分を補おうとして余分な力が身体に蓄積され、原因のはっきりしない痛みを発生させてしまいます。

 

【3】靴のサイズは小さ過ぎてはいけません。
小さい靴は、弱っている足指をさらに圧迫し外反母趾・ハンマートゥ・巻き爪などの病気を発生させてしまいます。

 

成長期の子どもたちにとっての理想的な靴は、足指の筋力を付ける為に、脱げにくく、踵(かかと)がフィットしていて足指が靴の中で上下に自由に動かすことができる靴が理想です。